御鷲山古墳は、下野薬師寺跡(しもつけやくしじあと)の北側にある前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)です。前方部(ぜんぽうぶ)を西に向けて2段につくられていて、墳丘(ふんきゅう)の全長は約74mです。埋葬施設(まいそうしせつ)は横穴式石室(よこあなしきせきしつ)で、凝灰岩(ぎょうかいがん)の切石(きりいし)を使ってつくられています。これまでに、鉄鏃(てつぞく・矢の先の部分)や小札(こざね・よろいの部品)、馬具(ばぐ・馬に乗るための道具)などのほか、埴輪(はにわ)の破片も見つかっています。これらのことから、この古墳は今から約1350年前の古墳時代につくられたと考えられます。
9件のクチコミがあります。
ともぞう/40代/女性/佐野
6世紀後半の全方後円墳。石室があり武器や馬具類が出土されていて、石室の入り口が確認できます。146号線6丁目公民館から少し入った所にある古墳です。
さくら/40代/女性/宇都宮
古墳の西側から墳丘に上がることができました。墳丘の高さは約5メートル。南側に笹の葉が生い茂る中、石室の入り口を見つけることができました。ここからは、副葬品として金銅製の馬具や鉄鏃などが発見されたそうです。
ノア/40代/女性/宇都宮
全長74mの前方後円墳で、全体が木や竹に覆われたています。墳丘からは埴輪、武器や馬具が出土された石室の入口はお隣の家の牛舎との間にありました。墳丘に上ったり、石室を真近で見たりして古墳を身近に感じられます。それにしても住宅地に隣接した場所に、こういった史跡があることにビックリです。
ぴかりん/40代/女性/日光
6世紀後半に造られたとされる古墳で、全長74メートルの前方後円墳です。埋葬施設がなかなか見つかりませんでしたが、山を少し登り古墳のくびれ近くにあたるところに、横穴式石室を発見。間近で見たのは初めてで、思わずのぞき込んでしまいました。天井の石はなく、石で囲まれた墓室はインパクトがありました。副葬品の馬具や鉄鏃が見つかったそうです。
はる/40代/女性/宇都宮
前方部分を西側、後円部分を東側とした前方後円墳で、前方部分から登ってみました。頂から周囲を見回しだいたい全景を把握したつもりでしたが、なんと南側に開口部がある石室を見てくるのを忘れてしまいました!石室が見られるなんて貴重な体験なのになんてもったいないことを…。近いうちにまた確認に行きたいと思います!
まめっち/40代/女性/市貝
6世紀後半に造られた前方後円墳です。南側を上って民家側の東側に降りると石室があります。全長約90mで下野市最大の前方後円墳だそうです。
しゃぼんだま/40代/女性/大田原
全長約74m、大きめな前方後円墳です。くびれ部の前方部よりに、南に開口する横穴式の石室が設置されていました。奥壁・側壁とも大型の一枚の切石を用い、天井は2枚の切石で覆っていて、見応えがありました。
ななっち/50代/女性/小山
下野薬師寺跡の北にあり、この辺では大きな方に入る前方後円墳。周りの道路から見上げても古墳らしさが分かります。また西側前方からは、古墳の上に上がることが出来ました。さらに南側くびれた部分より、横穴式石室の様子も伺え“古墳”を実感できた瞬間でした!
みおみお/30代/女性/宇都宮
この古墳の魅力は、なんといっても南側に保存されている石室です。横穴式の石室の開口部分は、大きな石が積まれ見事な形を残していました。こちらからは金属製の馬具や鉄鍬などの遺物が出土したとか。どのような人物が埋葬されていたのか、とても気になりました。