ツバキはツバキ科の常緑亜高木(じょうりょくあこうぼく)です。自生(じせい)のものはヤブツバキで海岸、特に太平洋岸に多くみられます。この木は境内(けいだい)入口(山門)の南側の墓地にあり、一重赤花(ひとえあかはな)のヤブツバキです。推定樹齢(すいていじゅれい)は不明ですが、樹高(じゅこう)が約15m、周囲(しゅうい)1.9mで、根元から1mの所から幹(みき)が分かれて、枝張(えだは)りも周囲に広がり全体的にバランスがとれています。開花時には全体に花をつけたいへんきれいです。