北台遺跡は、古代(こだい)の道路である東山道(とうさんどう)の跡が見つかった遺跡(いせきい)です。道路跡といっても道路の脇(わき)に掘られていた側溝(そっこう)が見つかっただけですが、道路幅が約12mでまっすぐな立派なものです。
東山道は都(みやこ)から近江(おうみ・滋賀県)、美濃(みの・岐阜県)、信濃(しなの・長野県)、上野(こうずけ・群馬県)、下野(しもつけ・栃木県)をとおって陸奥(むつ)へつながっていました。この道路をとおって、当時の役人(やくにん)や軍隊(ぐんたい)などが行き来していました。
▲北台遺跡(推定東山道跡)