三王山南塚1号墳・2号墳は、栃木県内で最(もっと)も古い時期(じき)の古墳です。1号墳は全長が約47mの前方後方墳(ぜんぽうこうほうふん)で、前方部(ぜんぽうぶ)を南に向けています。2号墳は1号墳のすぐ西側にあり、全長が約50mの前方後方墳です。いずれの古墳からも、古墳時代(こふんじだい)でも古い時期の土器(どき)がみつかっているほか、2号墳では弥生時代(やよいじだい)の建物をこわして古墳をつくっていることから、弥生土器(やよいどき)もみつかっています。これらのことから、まず2号墳が先につくられた後に、すぐとなりに1号墳がつくられたと考えられます。