鑑真(がんじん)は688年に中国の唐(とう)の時代に生まれ、仏教(ぶっきょう)の戒律(かいりつ)を伝えるために、日本にやってきた僧侶(そうりょ・お坊さん)です。奈良時代の天平宝字(てんぴょうほうじ)5年(761)には三戒壇(さんかいだん)のひとつである戒壇院(かいだんいん)を下野薬師寺(しもつけやくしじ)に建立したと伝えられます。
この碑は、鑑真の弟子(でし)たちが、鑑真のことをを偲(しの)んで建てたといわれるもので、高さは約2m、正面中央に「鑑真大和尚」と刻まれています。なお、この碑の前にある菩提樹(ぼだいじゅ)は、鑑真和尚の杖(つえ)が根付いて大きくなったものといわれています。
9件のクチコミがあります。
ともぞう/40代/女性/佐野
龍興寺の奥、墓地の中にあります。傍の菩提樹は、和尚が使っていた杖が成長したと言われているそうです。
さくら/40代/女性/宇都宮
この碑は龍興寺の墓地の中にありあます。鑑真和尚は、754年に来朝し日本の仏教に大きく貢献した僧侶で、その弟子たちが師をしのんでここに供養のため碑を建てたそうです。碑の前にはお花がたむけられていて、現在もこの地の人々にその思いがつながっているのだなって思いました。
ノア/40代/女性/宇都宮
龍興寺に隣接した墓地の、大きな菩提樹の元にある石碑は、弟子たちが鑑真和尚をしのんで建てたものだそうです。鑑真和尚は、唐から来た僧侶で唐招提寺や下野薬師寺を含む三戒壇を建立し、日本に仏教を広めた方だったのですね。お墓や日本で最古の肖像彫刻が唐招提寺に残っているそうです。
はる/40代/女性/宇都宮
龍興寺の墓地に、菩提樹のそばに鑑真和尚の碑はありました。その菩提樹は鑑真和尚の杖が成長したものといわれており、なるほど主を護っているように枝が伸びています。
ぴかりん/40代/女性/日光
鑑真は、奈良時代に渡来した唐の僧で、日本の律宗を開いた高僧です。日本の要請で5回の渡航の失敗にもくじけずに、日本に来られたといわれています。目を閉じて座禅を組んでいる像が有名ですね。この碑はお弟子さんたちが建てたとされています。近くにある菩提樹は、失明していた鑑真の杖が成長したものと伝えられています。
まめっち/40代/女性/市貝
龍興寺墓地の奥の巨木の横にありました。碑は分かりずらいですが、目印の巨木の菩堤樹は、和尚の杖が成長したものと言われているそうです。
しゃぼんだま/40代/女性/大田原
龍興寺の墓地の中にありました。こちらは鑑真の弟子たちが師の遺徳を偲び建立したといわれている供養塔です。碑の傍らには鑑真和上がついていた杖が芽を出し大きくなったと伝えられている菩提樹がありました。
ななっち/50代/女性/小山
龍興寺墓地中央にあります。少々見つけるのが大変でしたが、木を目印に探してみてください。
三戒壇を築いた鑑真和尚の弟子たちが偲び建立したそうです。龍興寺は、下野薬師寺の別院でしたし、この地が仏教にとって大変重要な地であったことがわかりますね。
碑の傍らには鑑真和上がついていた杖が芽を出し大きくなったと伝えられている菩提樹もあります。これも興味深いです。
みおみお/30代/女性/宇都宮
龍興寺の墓地の中にある素朴な佇まいの碑で、鑑真和上をしのびお弟子さんたちが建立したと伝えられているだそうです。六角堂に安置されている鑑真和上の画像の扇子とともに、その縁深さを知る一つだと思います。