上野原古墳群13号墳(うえのはらこふんぐん13ごうふん)は、市内の谷地賀(やじっか)にあった直径(ちょっけい)約30mの円墳(えんふん)です。墳丘(ふんきゅう・土を盛り上げた部分)は削(けず)られてありませんでしたが、埋葬施設(まいそうしせつ)が見つかり、その中から多くの副葬品(ふくそうひん)が発見されました。見つかったのは、直刀(ちょくとう)や鉄鏃(てつぞく・鉄のやじり)、馬具(ばぐ・馬に乗るための道具)などで、特に馬具は鞍(くら)以外のものがすべてそろっているいて、栃木県内でも貴重(きちょう)なものです。
▲直刀