三王山南塚2号墳は、栃木県内最古級の前方後方墳です。墳長50mで前方部を南に向けていて、周溝の形・深さは不定形です。埋葬施設は壊されていることから不明です。弥生時代の終わり頃の住居を壊して造っていることから、弥生土器も多数見つかっています。口縁部と肩部に縄文のある折り返し口縁の大型壺や高坏が出土しています。
三王山南塚1号墳は、2号墳に続いて造られた前方後方墳です。墳長が46.5m、前方部を南に向けていて、周溝の形は不定形です。埋葬施設は盗掘などにより壊されているため不明です。発掘調査により二重口縁壺が出土しているほか、単口縁の壺もあわせると少なくとも十数個体の壺が見つかっています
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