別処山古墳は、市内絹板地区の舌状台地の南端部に立地しています。昭和60年~61年にかけて行われた別処山運動公園造成工事の際に、発掘調査が行われ全長約37mの前方部を西に向けた前方後円墳であることが判明しました。主体部は後円部のほぼ中央から、南に開口した河原石小口積の片袖型横穴式石室が確認されています。石室内からは、壮年期の男性の人骨破片(個体数は不明)や大刀をはじめとした遺物が出土しました。
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