別処山古墳は、市内絹板地区の舌状台地の南端部に立地しています。昭和60年~61年にかけて行われた別処山運動公園造成工事の際に、発掘調査が行われ全長約37mの前方部を西に向けた前方後円墳であることが判明しました。主体部は後円部のほぼ中央から、南に開口した河原石小口積の片袖型横穴式石室が確認されています。石室内からは、壮年期の男性の人骨破片(個体数は不明)や大刀をはじめとした遺物が出土しました。
9件のクチコミがあります。
ともぞう/40代/女性/佐野
別所山古墳は全長が42mの前方後円墳。昭和60年発掘調査により、横穴式石室が確認され、内部から男性の人骨とともに太刀等が出土されたそうです。下野薬師寺歴史館では、数点が実際に展示されています。入館料は無料で、下野市の歴史が学べるほか、地図等の資料もいただけます。
さくら/40代/女性/宇都宮
下野薬師寺歴史館に、別所山古墳石室内出土遺物が展示されています。別所山古墳の横穴式石室の中から、大人の男性の骨と一緒に、太刀や鏡、耳環など16店もの副葬品が出てきたそうです。これらの品は当時としてはかなり立派な品で、この墓の主は地域の首長のものだと推測されるそうです。このような貴重なものが、発掘調査のおかげで見ることができて素晴らしいと思いました。
ノア/40代/女性/宇都宮
薬師寺歴史館に見学に行き、別処山古墳からの出土品を見つけました。銀装太刀は1m位あり、柄の部分に銀が施された立派なものです。鏡や耳環にも銀・銅・鉛などの金属が使われていたそうで、古代の人々も装飾品に魅力を持っていたのですね。大きな馬の埴輪もかわいかったです。古墳自体はもうなく、運動公園になっているそうです。
ぴかりん/40代/女性/日光
別処山古墳は6世紀後半ごろに造られたとされる前方後円墳で、石室からは武器や装身具、工具などが発見されたそうです。下野薬師寺歴史館では、この別処山古墳石室内から出土された遺物も展示されています。三鈴鏡や銀装大刀などを間近で見られて感動しました。館内は静かでゆっくりと見学できます。
まめっち/40代/女性/市貝
下野薬師寺歴史館に展示してあります。6世紀の後半頃に造られたと考えられている別所古墳の石室に埋葬されていた銀装大刀などが展示されていました。
はる/40代/女性/宇都宮
下野薬師寺歴史館の中に保存されているとのことで見に行きました。玄関を入ると正面に下野薬師寺の模型。入り口でパンフレットをもらい、それを参考にしながら展示されているさまざまな出土品を見ました。別処山古墳の石室は盗掘を免れたとのことで多数の出土品があったとか。その一部が展示されていました。そのほかにも道鏡が京都から流されてくる経緯など絵で描かれていたり、パンフレットもかわいらしいイラストで描かれているものがあったりなど子供が見てもわかりやすく、親しみやすい工夫がされていると思いました。
しゃぼんだま/40代/女性/大田原
下野薬師寺歴史館を訪れ、石室から出土した「銀装大刀」「三鈴鏡」等の貴重な副葬品を見ることができました。築造時期は6世紀後半と推定されているようです。「銀装大刀」は柄が銀で装飾され、把頭の中に鈴を入れた大刀で、特色ある遺物だと思いました。
ななっち/50代/女性/小山
別処山古墳石室内の副葬品として、銀装飾大刀、鉄鏃などの武器、刀子などの工具、耳環・土玉など装身具、他に三鈴鏡が出たそうですが、その中でも大変感心したのが“銀装飾大刀”です。その大きさも立派ですが、柄の所の細かな銀の彫り物も美しく、この古墳に葬られた人がどんな人だったのかな~と想像してしまいました。
みおみお/30代/女性/宇都宮
下野市の南東にある別所山古墳からから出土した須恵器の甕だそうです。他にも、馬型埴輪、三鈴鏡などが出土したそうで、復元された甕や埴輪はとても立派で大きくてびっくりしました。出土品から、埋葬された人の権力の大きさを知る事ができる貴重な資料だと思いました。