県内に現存する紀年銘のある宝塔としては最古のもので、関東地方でも代表すべき宝塔のひとつです。この塔は、高さが177.1cm、凝灰岩で造られ、軸部下方には一部欠けた部分もありますが、20行にわたり銘文がきざまれています。それによると、元久元年(1204)に佐伯伴行という人物が妻とともに大檀那となり亡き父と母の菩提を弔うために造立したとされています。
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