下野薬師寺歴史館では、3月26日(日曜日)に栃木県立博物館移動講座を開催しました。
講師に、栃木県立博物館の篠﨑茂雄氏をお迎えし、「昭和の暮らし」について、講話いただきました。
昭和30、40年代頃の「衣・食・住」をテーマに、小学生から80歳代の幅広い世代にもわかりやく、当時使っていた道具や最先端の電気製品等を写真で紹介しながら、解説していただきました。また、栃木県の「食文化」を代表する「しもつかれ」について、歴史的文化的な視点からお話を伺いました。使用する具材や調味料には、地域により特色があり、昭和の工夫が凝縮された郷土料理であることも学びました。
最後に、昭和の「医療」に現状はどうだったのか、「三種の神器」の一つといわれ当時としては、最新式の冷蔵庫の形状の違いについての質問がありました。
今回で、本年度の「栃木県立博物館移動講座」は終了いたしました。
次年度も開催を予定しています。皆さまのご来館をお待ちしております。
問い合わせ
下野薬師寺歴史館
下野市薬師寺1636
TEL:0285-47-3121