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【下野薬師寺歴史館】しもつけ子ども歴史講座を開催しました

下野薬師寺歴史館では、令和4年度夏休みのイベントとして「みて・ふれて・まなぶ」をコンセプトに、楽しく歴史を学べる小学生対象の『しもつけ子ども歴史講座』を開催しました。

第1日目:7月27日(水)マンガふるさとの偉人 下毛野古麻呂について 

新刊の『マンガふるさとの偉人下毛野古麻呂(しもつけのこまろ)』をテキストに、飛鳥~奈良時代にかけての下野国やその周辺地域のの歴史的特性や、当時の都(中央9との関連について学びました。この物語の主人公、下毛野古麻呂が、ライバルやその一族、友人や家族、多くの仲間たちとの交流を経て成長する姿が生き生きと描かれています。また、東国出身者としては異例の出世をし、のちに大宝律令の編さんや下野薬師寺の建立に関わったとされるなど、史実としても多くの事績を残しています。 

 

第2日目:7月28日(木)百人一首に親しむ-かるた遊びを体験しよう- 

現代では、お正月に楽しむ『かるた遊び』から『競技かるた』まで様々な楽しみ方がある『百人一首』の和歌とその歴史について学びました。百人一首の成立については、栃木県にもゆかりがあることを学び、和歌を何首か紹介しました。また、和歌を知らなくても楽しめる『かるた遊び』の中から、『坊主めくり』を体験しました。少し白熱した戦い(?)になりましたが、百人一首をより身近に感じていただけたと思います。 

 

第3日目:7月29日(金)木簡ってなあに? 

代表的な文化財の文字史料の一つである『木簡(もっかん)』に焦点を当てて、そのなぞにせまりました。木簡の発見される場所やその使用目的、役割について解説し、また、おもしろ木簡も紹介しました。最後に、東の飛鳥のオリジナル『筆ペン』を使って、現代風にアレンジした『木簡』に自分の好きな文字を、実施に書いてみました。普段、書きなれていない『筆ペン』でしたが、一文字一文字丁寧に書け上げ、自分だけのオリジナル『木簡』が完成しました。 


3日間連続で参加してくれた、熱心なお子さんもいました。
ご参加くださいました皆さま、ありがとうございました。
来年度も楽しい企画を準備して、皆さまのご来館をお待ちしています。 
 

問い合わせ先
下野薬師寺歴史館
TEL 0285-47-3121