10月28日（木曜日）、下野市と薬師寺小学校が連携して行っている『ふるさと学習（高学年）』を下野薬師寺歴史館で行いました。歴史的な植物でもある『エゴマ』の実の刈り取り体験と、楽しく歴史を学べるアプリ『VR東の飛鳥-甦る下野薬師寺－』を使って、当時の下野薬師寺を体感しました。　
　

　
地元農家さんとボランティアの協力を得て、６月に３、４年生が植えた『エゴマ』が見事に成長し、今回は、５、６年生が手作業で収穫しました。『エゴマ』は、シソ科の植物であるため、実の形も似ていますが、香りもシソに似て、良い香りが畑一面に広がっていました。　

『薬師寺小学校』の名前の由来にもなっている下野薬師寺跡（幢竿・再建の塔跡）へ実際に行き、VRを使って、当時の下野薬師寺の壮大な伽藍（がらん）を体感しました。　
　

令和４年度、小中一貫の南河内小中学校への移行に伴い、高学年が『薬師寺小学校』として行う最後の『ふるさと学習』となりました。地域の文化遺産における体験活動を通して、歴史、文化への関心やふるさとへの誇りを深めてくれたことと思います。
　
お問い合わせ
下野薬師寺歴史館
下野市薬師寺1636
TEL 0285-47-3121