箕輪城は市内箕輪の姿川西岸の河岸段丘上に所在します。城の築かれた年代や城主については、文献史料等に記述がないため不明ですが、一説によると寛正3年(1462)に当時国分寺一帯の領主であった小山高朝によって築城されたといわれています。また他に、壬生胤業による築城とも伝えられますが、これは後に箕輪城が壬生氏の出城として使われたためではないかと考えられます。廃城についても定かではありませんが、永禄元年(1558)5月初めごろといわれ、この地域では5月の節句に鯉のぼりをあげない習慣がありました。
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