金井神社は、近世は小金井宿の鎮守で、北辰社あるいは北辰宮とよばれ、慈眼寺が別当をつとめていました。昔は虚空蔵と称し、現在地よりも西の字余又というところにありましたが、宝暦四年(1745)に遷座し北辰社となり、のちに星宮神社と称し、明治5年(1872)に金井神社と改称したといわれます。県内でも数多くみられる虚空蔵信仰を発端とする星宮信仰とかかわりの深い社で、磐裂・根裂神を祭神としています。
▲金井神社本殿彫刻