下野市の文化財

  • 国分寺愛宕塚古墳
    こくぶんじあたごづかこふん
  • 文化財の種類
  • 史跡
  • 文化財指定団体
  • 文化財が造られた時代
  • 古墳時代
  • 文化財の所在
  • 下野市国分寺1379-1
  • 概要
  •  愛宕塚古墳は、二段に築成された前方後円墳で、前方部を西南西にむけています。墳丘の推定の全長は約78m、後円部直径約52m、高さは前方部、後円部ともに約5mですが、周溝を含めると100mをこえる規模となります。

関連リンク・ファイルダウンロード

文化財の詳細情報

平面図

▲平面図

 
 この古墳は、墳丘一段目に幅広い平坦面(基壇)をもちます。埋葬施設は、前方部のくびれ部寄りに存在します。未調査のため詳細は不明ですが、凝灰岩の切石を使用した横穴式石室と考えられます。
 墳丘は愛宕神社の社叢のなかにあり、墳丘南側の後円部からくびれ部にかけてやや削られていますが、古墳の原形をよくとどめています。墳丘には埴輪が伴わず、須恵器(台付き壺・はそう)が出土しています。この古墳は埴輪を伴わないことなどから6世紀末~7世紀初め頃に築造されたと考えられます。

  • 一覧に戻る
  • トップページに戻る