ツバキはツバキ科の常緑亜高木です。自生のものはヤブツバキで海岸、特に太平洋岸に多くみられます。この木は境内入口(山門)の南側の墓地にあり、一重赤花のヤブツバキです。推定樹齢は不明ですが、樹高が約15m、目通り周囲1.9mで、根元より1mの所から幹が2分し、枝張りも周囲に広がり全体的にバランスがとれています。開花時には全体に花をつけ、たいへん見事なもので樹勢も良好です。
ツバキは古くから利用されていて、今から約5,000年前の縄文時代の鳥浜貝塚からは、椿材の漆塗りの櫛や石斧の柄が見つかっています。また、『万葉集』でも大友家伴(おおとものやかもち)が「あしひきの八峯(やつを)のつばきつらつらに見とも飽かめや植ゑてける君」と詠んでいるなど計11首あり、古くから人々に親しまれたことが分かる植物です。
9件のクチコミがあります。
ともぞう/40代/女性/佐野
満福寺の山門前にある、樹齢300年の大きなツバキです。枝振りがかっこ良く、300年経った今でも花を咲かせている事にビックリです。
さくら/40代/女性/宇都宮
満福寺の山門に立っています。枝は満福寺の塀を乗り越えて境内に入るほど広く育ち、椿独特の深い緑色の葉が茂り葉の間から木漏れ日が差していました。3月頃には大きな一重の赤い椿の花が無数に咲くそうです。下から見上げる無数の花はさぞ圧巻でしょう。
ノア/40代/女性/宇都宮
満福寺の山門の横にあり、かなり大きく枝を広げた立派で、ツバキの木がこんなに大きくなるのかと驚きました。訪れたのは2月だったので、残念ながら蕾の状態でしたが、花の時期はさぞかし見事なのでしょうね。
はる/40代/女性/宇都宮
満福寺に訪れる人たちを出迎えるように茂っています。ツバキの中でもとりわけ大きく、3月になると無数の花々をつけるそうです。ぜひ次回は開花時にうかがいたいものです。
ぴかりん/40代/女性/日光
満福寺の山門前にあるヤブツバキは横に枝を張り、広がっている印象でした。推定される樹齢は約300年。どっしりしていて、幹が二つに分かれています。見学した日は、つぼみもつき始めていました。見ごろには赤い花を咲かせて、きっと綺麗だと思います。
まめっち/40代/女性/市貝
満福寺の山門前に生えていました。際立って大きく樹勢もすぐれた名木なので、天然記念物になっているそうです。3月頃に一重の赤花を無数開花させるヤブツバキだそうです。
しゃぼんだま/40代/女性/大田原
うわ~!っと思わず目を見張るほど大きくて立派なツバキです。枝張りもバランスよく広がって見応え十分です。赤い花を開花させる三月前後がとても楽しみですね。
ななっち/50代/女性/小山
こんなに大きなツバキの木を拝見するのは初めてでした!この木が赤い椿の花を付ける頃をぜひ見てみたいと思いました。満福寺さんの立派に境内に、花を付けたツバキは圧巻かと思います。
みおみお/30代/女性/宇都宮
市の天然記念物指定のツバキがあると聞き、「ツバキが??」と半信半疑で見にいきましたが、行ってびっくり!木の高さは約8m、推定樹齢300年だそうです。3月前後には赤い花をつけるのだそうで、今度は花の見ごろにまた立ち寄ってみたいです。