この五輪塔は現国分寺境内にある3基の大型の凝灰岩製の五輪塔です。一説によると聖武天皇・光明皇后・行基菩薩を祀ったといわれます。ほぼ完全な形をしていますが、風化により表面の磨耗が激しいことから、造られた年代は不明ですが、鎌倉時代後期以降のものと考えられます。19世紀はじめの様子を伝える『日光道中壬生通分間延絵図』には、この五輪塔が描かれています。なお、境内には五輪塔の残欠が数多くみられることから、かつては、数多くの五輪塔があったと考えられます。
9件のクチコミがあります。
ともぞう/40代/女性/佐野
五輪塔は塔婆に一形式。下から、方形・球体・半球体・団型の五部を積み上げて、宇宙の原素である、地・水・火・風・空の五大を表しているそうです。
さくら/40代/女性/宇都宮
現国分寺境内にあります。五輪塔は写真のように石が五段積み重ねられています。これは、宇宙の地・水・火・風・空の五つを表しているそうです。そんなことを知ると何だか神秘な感じが伝わってきます。
ノア/40代/女性/宇都宮
鎌倉時代に建てられた、塔婆の形の一つで、聖武天皇・光明皇后・行基菩薩を祀ったといわれています。積み上げられた五個の石は、それぞれ地・水・火・風・空を表しているそうです。この五輪の塔のある国分寺は、下野国分寺衰退後、その礎石を一部に使って戦国時代頃に建てられた国立寺院です。
はる/40代/女性/宇都宮
聖武天皇、光明皇后、行基菩薩を祀ったという説もあるそうですね。個人的には目の前にある土俵?が気になりました。奉納相撲でも行われるのかな。
ぴかりん/40代/女性/日光
国分寺・尼寺に近いことから聖武天皇、光明皇后、行基菩薩を祀ったという伝説があり、江戸時代の絵図にも描かれているそうです。五輪塔をみると下から方形、球形、三角形、半球形、団形と見事に重なっていました。これが宇宙の原素、地・水・火・風・空の意味があると知りました。
まめっち/40代/女性/市貝
現国分寺の境内にありました。五部を積み上げて、宇宙の元素である地・水・火・風・空の五大をあらわしているそうです。
しゃぼんだま/40代/女性/大田原
現国分寺にある五輪塔ですが、聖武天皇・光明皇后・行基菩薩の供養塔といわれているのですね。異なる形の石が積み上げられており、なんとなく心落ち着く雰囲気です。
ななっち/50代/女性/小山
鎌倉中期のもののようで、下から方形・球形・半球形・団形の石が積み上げられています。またそれは地・水・火・風・空を表すとも。その姿から国分寺・尼寺のこの地の歴史を感じることが出来ます。
みおみお/30代/女性/宇都宮
聖武天皇・光明皇后・行基菩薩の供養塔といわれているそうで、装飾なく朴訥とした形ながらしっかりとした大きさのある塔です。それぞれの人物を慕っていた人々の気持ちを漠然と表現しているようでした。