江戸時代に建立された六角堂(ろっかくどう)の地下には、発掘調査によって古代の建物の基礎である基壇(きだん)が残されていることが明らかになっています。調査でみつかった基壇の大きさは東西17m・南北13mほどになります。この建物の東側でも東西21m・南北18mほどの基壇が見つかっています。 寺の中心部を区画する回廊の中に存在することから、2つの建物については、金堂(こんどう)のような性格の建物であったと考えられます。