栃木県種馬場(大正14年頃)

皆さん、この写真がどこだか分かりますか?

写真は大正14年頃に撮影した畜産技術や農業者の指導機関として設置された栃木県種馬所です。道の両側には桜並木が広がるこの場所は、現在の自治医科大学が所在する場所です。

現在とは全く違った風景が広がっていたんですね!

自治医大が昔は種馬所だったことを知っている人はいらっしゃるかと思いますが、当時どんな場所だったかを詳しく知っている人は少なくなっており、この写真は昔の下野市の様子を知ることができるとても貴重な資料といえます。

文化財課では、下野市やその周辺の当時の人々の暮らしぶりや街の様子などが撮影された貴重な古写真を募集しています。集まった古写真は、市ホームページや印刷物などで広く公開することを予定しています。

これまでにも旧町の町史編纂事業などで古写真を蒐集し、町史等で公開していましたが、当時の人々の暮らしぶりや街の様子などの貴重な地域の歴史・文化を「しもつけ未来遺産」として適切に記録・保存し、後世に伝えていくために広く公募を行います。

 募集開始日:2月1日(月)~

 募集する写真
・下野市やその周辺で撮影されたもの
・明治ころから平成20年ころまでに撮影されたもの
・当時の風景・街並み・祭り・行事・生活の様子が読み取れるもの

 応募方法:応募書類に必要事項を記入し、写真原本を持参してください。デジタルデータの場合は、応募書類と共にメールで送信してください。
※下野市の古写真をお持ちの方であれば、どなたでもご応募可

 応募先:下野市文化財課、下野薬師寺歴史館

詳細は、市ホームページをご覧ください

なつかしの古写真チラシ