てぬぐい(蓮華文鬼瓦)
下野薬師寺から出土した「蓮華文鬼瓦」「鐙瓦」「宇瓦」をデザインしたてぬぐいです。
色:えんじ [サイズ:縦340㎜×横900㎜]
全1色 600円(税込み)
※写真右下は、てぬぐい全体のデザイン
下野薬師寺から出土した「蓮華文鬼瓦」「鐙瓦」「宇瓦」をデザインしたてぬぐいです。
色:えんじ [サイズ:縦340㎜×横900㎜]
全1色 600円(税込み)
※写真右下は、てぬぐい全体のデザイン
皆さん、こんにちは!
立春を迎え、少しずつ春の陽気を感じられる日が増えてきました。
下野薬師寺跡でも、少しずつ梅の花が咲き始めました。
毎年、この梅の花が満開になる時期に下野薬師寺跡では史跡まつりを開催しています。
新型コロナウィルスの影響により、昨年の史跡まつりは延期となりました。
今年こそは開催できれば・・・と思っていたのですが、まだまだ収束には程遠く・・・
しかし、今年は下野薬師寺跡が国の史跡に指定されて100年目を迎える記念すべき年のため、何かできることはないかみんなで話し合い、下野薬師寺歴史館でパネル展を開催することとなりました。
下野薬師寺跡は昭和41年から継続的に発掘調査を実施しており、これまでの発掘調査の成果などを皆さんにお知らせします!パネル展では、上の写真のような大正時代の茅葺屋根の六角堂を見ることができるかもしれません・・・
(写真:栃木縣『栃木縣史蹟名称天然記念物調査報告 第一輯』より)
期間:2月20日(土)から8月31日(火)まで
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日、第3火曜日、祝日の翌日(土・日・祝日は開館)、年末年始
入館料:無料
また、2月20日は、FMゆうがおにて特別番組を放送します。
長年、下野薬師寺跡の発掘調査に携わっている文化財課の学芸員が面白く、
そして分かりやすく下野薬師寺の歴史を語ります!皆さん、ぜひお聴きください!!
放送時間:午後1時~3時
周波数:87.9MHz
皆さん、この写真がどこだか分かりますか?
写真は大正14年頃に撮影した畜産技術や農業者の指導機関として設置された栃木県種馬所です。道の両側には桜並木が広がるこの場所は、現在の自治医科大学が所在する場所です。
現在とは全く違った風景が広がっていたんですね!
自治医大が昔は種馬所だったことを知っている人はいらっしゃるかと思いますが、当時どんな場所だったかを詳しく知っている人は少なくなっており、この写真は昔の下野市の様子を知ることができるとても貴重な資料といえます。
文化財課では、下野市やその周辺の当時の人々の暮らしぶりや街の様子などが撮影された貴重な古写真を募集しています。集まった古写真は、市ホームページや印刷物などで広く公開することを予定しています。
これまでにも旧町の町史編纂事業などで古写真を蒐集し、町史等で公開していましたが、当時の人々の暮らしぶりや街の様子などの貴重な地域の歴史・文化を「しもつけ未来遺産」として適切に記録・保存し、後世に伝えていくために広く公募を行います。
募集開始日:2月1日(月)~
募集する写真
・下野市やその周辺で撮影されたもの
・明治ころから平成20年ころまでに撮影されたもの
・当時の風景・街並み・祭り・行事・生活の様子が読み取れるもの
応募方法:応募書類に必要事項を記入し、写真原本を持参してください。デジタルデータの場合は、応募書類と共にメールで送信してください。
※下野市の古写真をお持ちの方であれば、どなたでもご応募可
応募先:下野市文化財課、下野薬師寺歴史館
詳細は、市ホームページをご覧ください
大変ご無沙汰しております。
前回のブログから大変年数が経ってしまいました・・・
その間に下野市の文化財を取り巻く環境も大きく変わりました。
皆さんにお知らせできなかったこれまでの文化財に関する情報や、今、取り組んでいる事業を少しずつ発信しますので、どうぞご期待ください!!
甲塚古墳の埴輪は、現在江戸東京博物館で展示されています。
これから全国5会場で展示され、2月までの長旅となります。
ところで・・・
これは、列島展のポスターですが、甲塚古墳の埴輪!が使われています。
ということは・・・今回の列島展の目玉!?
歴史館に展示してあった甲塚古墳出土の「機織形埴輪」が昨日、「発掘された日本列島2015」に展示するため、梱包作業を行いました。
文化財の搬出には特注の木箱が用意され、綿布団も多く使われます。
運搬用のトラックも文化財専用です。VIP対応ですね。
貴重な文化財を取り扱うため、作業する人は靴を脱いで細心の注意を払いながら作業します。
埴輪の部品一つ一つ写真を撮りながら入念に確認します。そのため、梱包作業は時間が大変かかります。
…そして無事、搬出終了!
皆様、大変お疲れ様でした。
このような苦労あっての甲塚古墳出土の埴輪が見られる「発掘された日本列島2015」皆様ぜひきてくださいね。
5月30日(土)より7月20日(月・祝)までは東京都 江戸東京博物館で展示します。
9月19日(土)~11月1日(日)の期間には栃木県立博物館で展示予定です。
みなさんは「笹紅(ささべに)」というものをご存知でしょうか?
江戸時代の浮世絵を見ていると、下唇だけ緑色に塗られている女性の姿に出くわすことがあります。
これが「笹紅」です。
良質の紅を何度も厚く重ねて塗ると、緑色(玉虫色)に光るように見えます。
これが緑色の唇の正体です。
緑色ににぶく光る唇は世の女性たちの憧れでした。
しかし、当時紅は「金一匁、紅一匁」といわれるほど高価なものであり、
贅沢に紅を重ねることができるのはごく一部の人に限られていました。
そこで考えられたのが、
下地に墨を塗り、その上に紅を薄く重ねる・・・という裏ワザでした!!
現代の私たちからすれば、奇抜で突拍子もない化粧ですが、
きっと当時も年配の方たちは眉をしかめたことでしょう。
「今どきの若いものは・・・」などというお小言も聞かれたに違いありません・・・。
いつの世もかわらないものですね。
さて。
下野薬師寺歴史館では、毎年「ベニバナ染め体験講座」を開催しています。
(全2回の連続講座で、2回とも参加できることが申し込みの条件です。)
1日目(7月21日)はベニバナ摘み体験を行います。
文化課職員が講師となり、下野薬師寺跡で栽培しているベニバナ摘みを体験します。
この日に収穫されたベニバナは約1ヶ月間かけて乾燥し、ベニバナ染めの原料の一部として使用されます。
2日目(8月18日)はベニバナ染めです。
講師に栃木県指定無形文化財工芸技術保持者である日下田正先生と大河原陽先生をお招きし、
ハンカチなどを染めます。
ベニバナの日本への伝来時期については定かではありませんが、
6世紀の遺跡である藤ノ木古墳(奈良県)からベニバナの花粉が発見され注目を集めています。
千年をはるかにこえる昔から、明治時代に化学染料に取って代わられるまで、
その鮮やか色彩で人々を魅了し続けたベニバナ・・・。
ベニバナ染め体験を通して、昔の人々の贅沢気分にひたってみてはいかがでしょうか?
たくさんの方のご参加をおまちしています。
詳細はコチラ
(歴史館 K.T)
下野国分寺跡現地説明会を6月9日(土)に開催しました。
現地説明会といえば、発掘調査の説明会を想像しますが、今回は史跡整備の説明会です。下野国分寺跡の史跡整備工事をH18~H25で実施中ですが、基壇整備等の主要工事が終了し、現地の見学が可能となったことから説明会の開催となりました。
当日は、あいにくの雨・・・でしたが、100名を超える方々にお越しいただきました。当初から雨天決行の予定でしたが、もしかしたら数名しかいないのでは、と心配しましたが杞憂となりました。
いずれにしても、みなさんとても熱心に説明を聞いていただき、改めて下野国分寺跡の整備事業に対する関心の高さを実感しました。
下野市文化財バーチャルミュージアムが4月2日オープンしました。
とは言いながら、まだまだ内容が伴っていませんが、たくさんの方々に見ていただけるよう、努力していきたいと思います。
キッズページについては・・・(-_-;)、内容が少なくてすいません。(言い訳ですが、易しい文章を書くのは結構難しいのです!) こちらも、少しずつ充実させていきます。
いずれにしても、長い目でみていただけるようお願いします。
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